ニューヨーク恋物語 1

今日、一人のかっこいい日本人ニューヨーカーが人生の幕を閉じた。

彼はジョンレノンのようにカッコ良く、チャーミングでファニーで、ヒュマニティに溢れる強烈な性格。

昨夜の出来事があまりにも映画の世界だったので、、、、

今日ここに書き留めようと思った。

彼の人生の最後の場にいたのは、

家族、肉親ではなく、恋人でもなく、、、、

彼が愛して尽くした男達と、私だった。

いや、家族以上に家族だったのは我我だったのかも、しれない、、、、、、

これがニューヨーク らしい、、、

４人で号泣した、、、、

彼が愛して尽くして、尽くして、尽くしまくったイケメンM、

でも、彼はゲイでもないし、肉体関係は全くない。

Mはちゃんと結婚して子供も二人いる。

Yとの素晴らしい人間愛をこの２０年間はぐんできたのを私は見てきた、、、

最後は自分の息子のように可愛がってた。

いつもMの話を私にしてくれた。

彼がどこまでニューヨーク で成功し、どこまでYに恩返ししてくれたかを、、、

素晴らしい、美しいストーリーがそこにはあった。

そして、昨日、MにYの壮大な遺産を残した、、、、、、、、

最後まで愛して尽くした。

そして４０年来の友人J、プロフェッサー。

彼はYの近所に住んでて、妻のようにこの２年間、Yの闘病生活をサポートした。

毎日、毎日、きてた。病院にもいつも一緒について行ってた、、、

兄弟のような夫婦のような二人だった、、

今私が心配なのはJ。

この２年間毎日あって濃い生活してたので、彼の喪失は計りしれない、、、

もちろん彼にもYの壮大な遺産は残した。

そして私が３年前にYに預けたインドボーイT。

１８歳から２１歳の今日まで３年間面倒見て尽くしてくれた。

とっても愛してくれた、、

ここまで愛してくれるとは思っていなかったのでビックりした、、、、

彼の慈悲心、仏の心だった。

Yはいつも言ってた仏の心と、、、

もちろん、Tにも、ニューヨーク 生活がスタートできるサポートを残してくれた、、、

この４人でYの最後を見送り、、、

４人で号泣した、、

MとJとTと、、、、私

アメリカ人二人とインド人と日本人の垢の他人、

人種もバラバラ、年齢もバラバラの４人が家族以上にYの死を悲しんだ、、、

そこには壮絶なすごいストーリーがあった、、、

しばらくはYを思い出しながら、彼のニューヨーク恋物語を綴ろうと思う。

Yが選んでくれたジョンレノンの写真。

オハイオのアンティークショップで見つけて、買った。